どしろうと製作所:WebLog

どしろうと製作所のBlogバージョンです。
「どしろうと製作所」のHPの記載内容とはあまり関係無いです。
気が向いたときのみ更新します。
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版):Quality Focusの重要性と優れたエンジニアにおける特性、倫理観
「実践ソフトウェアエンジニアリング第9版 Advent Calendar 2021」の対象として最後の話題です。
今回は精神論的になるかもしれませんが、とても重要と感じていることを紹介します。エンジニアリング組織やエンジニアとしてのありかた、考え方のような部分について触れてみます。

実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)では、「Quality Focusの重要性(第1章)」「優れたエンジニアの特性(第5章)」「エンジニアのプロとしての倫理観(第30章)」が紹介されております。これらを併記することで、エンジニアリング組織やエンジニアがどうあるとよいのか考えてみます。
また、それと実際に見られる残念な行動や状況とのギャップを見てみましょう。
※今回の話は「自分ができているか?」と言われるとナヤマシイ部分もありますので、理想として目指す姿として書いてます。

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| 技術 | 18:49 | comments(0) | - |
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版):用語統一に向けた活動メモ
例のごとく「実践ソフトウェアエンジニアリング第9版 Advent Calendar 2021」の対象です。今回は「用語」のおはなし。
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)は、ソフトウェアエンジニアリングの体系に対する教科書みたいなものです。そうすると、一種の「用語集」としての意味ももつことになると認識してます。
そのため、できる限り用語はぶれずに、適切な用語を選定しておきたいとは考えておりました。今回はこの用語統一への取り組みと、実際の活動で発生した困りごとを紹介しておきます。

まー、「ここまでやってはいます」という「言い訳」みたいなものです。

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| 技術 | 17:12 | comments(0) | - |
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版):積み上げられた体系と各技術との関連〜要求エンジニアリングを例に
例のごとく「実践ソフトウェアエンジニアリング第9版 Advent Calendar 2021」の対象です。
今回は、積み上げられた体系(ソフトウェアエンジニアリング)と個々の技術との関連の例として、第7章要求エンジニアリングとRDRA(Relationship Driven Requirement Analysis)の関連を軽くまとめてみました。

現場で活用されている実践的な技術とソフトウェアエンジニアリングの体系の内容がどのように対応しているか、その例としてRDRAとの関連を紹介してみます。

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| 技術 | 22:10 | comments(0) | - |
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版):変化に適応可能な「推奨のプロセス」と重厚長大なプロセスとの比較
こちらも「実践ソフトウェアエンジニアリング第9版 Advent Calendar 2021」の対象です。今回も実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)をマニアックに紹介していきます。

前回の記事で、実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)には、次のようなメッセージがあると書きました。

・プロセスをモデル化せよ
・与えられたプロセスを思考停止して取り入れるのではなく、考えよう

とはいえ、ゼロからプロセスを考えるのは厳しいですし、今までプロセスを意識もしていなかった組織はどこから手を付けるかわからなかったりします。このようなケースに対して、「実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)」ではベースラインとして参照できる「推奨のプロセス(第4章)」が記載されております。

本記事では、書籍で「変化に適応可能なプロセス」として紹介されている「推奨のプロセス」と、別の重厚長大なプロセスを比較して解決したい課題やその効果を考えてみます。

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| 技術 | 09:53 | comments(0) | - |
「プロセスをモデル化せよ」:実践ソフトウェアエンジニアリングにおけるメッセージ
こちらも「実践ソフトウェアエンジニアリング第9版 Advent Calendar 2021」の対象です。
今回は実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)の好きなとこで、かつマニアックな部分を紹介します。

「実践ソフトウェアエンジニアリング」という書籍では、全般に渡って重要なメッセージを込めていると感じてます。それはプロセスをモデル化せよというものです。人によっては「当たり前に重要だよね」もしくは「そんなに重要なの?」という意見に分かれるかもしれません。
このメッセージは、実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)の「第1部 プロセス」を翻訳したうえで他の章も翻訳やレビューをすることで気が付いた部分です。
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| 技術 | 20:49 | comments(0) | - |
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版):複数名で進める翻訳環境と事前準備
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)は、合計12名という監訳、翻訳者で活動しておりました。この人数である程度、用語や表現を統一する必要がありました。この複数名で作業を進めるにあたっての翻訳環境なり事前準備した内容を軽く紹介してみます。
ただ、最後にも触れますが、準備したとはいえ大変だったことは言っておきます。

(忘れてたのであとから追記)あ、こちらの記事も「実践ソフトウェアエンジニアリング第9版 Advent Calendar 2021」の対象です。
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| 技術 | 08:36 | comments(0) | - |
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版):全体構成と読書に役立つかもしれない情報
いきなりですが、実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)を読む際に役立つかもしれない背景など裏情報を紹介しつつ、原著の前版(第6版や第8版)を踏まえた第9版の全体構成や変わっている部分、変わらない部分なりを紹介してみたいと思います。
読書に多少でも役立ちましたら幸いです。
こちらも、実践ソフトウェアエンジニアリング第9版 Advent Calendar 2021対応の記事となります。

今回は、書籍の改版の傾向やその構成から、ソフトウェアエンジニアリングが変わっていく雰囲気を知っていただければと思います。
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| 技術 | 21:16 | comments(0) | - |
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)、その翻訳までの流れ
世界的にもベストセラーらしい、ソフトウェアエンジニアリングの知識の詰まった書籍の翻訳プロジェクトを進めておりまして、Blog公開日の2021/12/1に発売となりました。興味がある方はAmazonなりででもチェックしていただければと思います。
ちなみに出版社であるオーム社さんのリンクはこちら
実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)

なお、こちらの記事は実践ソフトウェアエンジニアリング第9版 Advent Calendar 2021の初日をかざることになりました。
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| 技術 | 07:59 | comments(0) | - |
ETロボコンモデルと業務モデルのおはなし
本文書はETロボコン Unofficial Advent Calendar 2017向けに書いております。そのため、ETロボコン参加者側を特に意識した文書になっております。

ETロボコンでDDDを中心とするドメインモデルの手法を試して「うまくできてない」という感じをした人がいるかもしれません。また、同様にドメインモデルの手法を組込み系の業務でうまく適用しづらいという感覚を持った人もいるでしょう。

今回は、モデルを適用する対象の種類(いわゆる組込み系、業務系と呼ばれる2種類)によってモデルが異なる点について紹介してみます。

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| 技術 | 18:51 | comments(0) | - |
ドメインモデルつくりを試してみる
前回、書籍「現場で役立つシステム設計の原則」を紹介してみましたが、実際にドメインモデルつくりを試してみた方が理解が進む…ということで、ドメインモデルつくりを試してみた結果を紹介してみます。

実際の手順などは人によって違うかもしれませんが、実施例の一つとして残しておきます。

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| 技術 | 12:53 | comments(0) | - |
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